誰でもなりやすい足の変形について①

靴の選び方

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こんにちは、

足と靴の専門理学療法士 tajax です。

今回は、普段ふつうに生活していても、とてもなりやすい5つの足の変形について、数回に分けてお伝えしていきたいと思います。

目次

▶︎足の変形って誰でもなる?

▶︎何歳から変形しているの?

●日本の集団検診について

●ドイツの靴事情

▶︎なんで足が変形するのか?

▶︎特になりやすい足の変形

①扁平足

②外反扁平足

③外反母趾

④内反小趾

⑤開帳足

足の変形って誰でもなる?

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これについてお話しすると良く言われること

「足の変形って特別な病気の人がなるんじゃないの?私は運動してるし大丈夫だと思う」

などと、皆さま良く言われます。

残念ながら、答えはNOです。

99%の方々は、程度の差はあれど何かしらの変形があります。

私は理学療法士ですので、今まで様々な方の運動指導をしたり、インソールを作成したりしています。

その中で、本当にたくさんの足をみてきましたが、誰一人として変形が全くない足はありませんでした。

(今後出逢うかもしれないという希望をこめて、99%にしました 笑)

なので、まず覚えていて頂きたいのは

ほとんどの人の足は、すでに変形している〝

ということです。

何歳から変形しているの?

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これについては、もちろん人により差はあると思いますが、

10〜11カ月頃に、つかまり立ちが出来だしたくらいから、変形は始まっていきます。

姿勢の良し悪しというところにで考えると、生まれてからすぐにクセは出てきます。

(姿勢全般の話になると、範囲が広がりますので、今回は足の変形のみお伝えします)

このように説明すると、

「でも集団検診では何もいわれなかった」

という方もおられます。

何度も言いますが、それでも変形はあります。

集団検診は、小児科医の先生が、極端な異常を判断するためにあります。(先天性股関節異常など)

また、正常な発達をしているか、呼吸器系、心臓大血管系、内科系等々の異常の有無などを

短時間で大勢みないといけないので、生活に支障のない範囲の足の変形まではチェック出来ません。

さらに足部に特化しておられる小児科医の先生は、日本にはおそらくほとんどおられないので検診で何も言われないのも、無理ありません。

ドイツの靴事情について

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靴の先進国であるドイツでは、地域にもよるかと思いますが、足に対する検診を無料で定期的に実施しているそうです。(赤ちゃん〜小学校入学までに何と9回も行うところも!)

また、年齢に限らず、足の外来診療が無料なところが多いみたいです。

本当はそれくらいシビアに考えていかないといけない問題ですが、いかんせん日本の靴の歴史はまだまだ浅いので、これから注目されてくる分野かと思います。

(日本の靴の歴史、海外の靴事情については、別記事でお伝えします)

もちろん、子供の足はまだ未発達であり、大人の足の形と比べると違いがありますので、それを考慮したうえで変形の有無を判断する必要があります。

それを考慮しても、1歳頃から変形が始まっているお子様はかなりおられると思いますので、注意が必要ですね。

(私の子供もまだ2歳ですが、すでに少し外反母趾気味です。)

キリが良いので、今回の記事はここまでにします。

次回、

〝誰でもなりやすい足の変形について②〝

誰でもなりやすい足の変形について② - 足と靴のお悩みブログ
こんにちは、足と靴の専門理学療法士tajaxです。 今回は、前回の〝誰でもなりやすい足の変形について①〝の続きを記載していきます。 ●なぜ足の変形が起きるのか? これについては、私の見解もふまえてお伝えします。 大きく分けると、以下の4つがあげられると思います。 ①日本の靴の歴史がまだまだ浅い ▶︎ 全国的に正しい靴の...

にて、続きを記載したいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました😊

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