こんにちは、tajaxです。
前回までは、歩きやすい靴のチェックポイントを1つずつ理由も含めてご説明させて頂きました。
今回は、それらのまとめとして、一連のチェックの流れについてお伝えしていきます。
目次
●目視でのチェックポイント
➖横からみて
①つま先部分は反り上がっているか
②靴の中央部分はフラットか
③踵部分は丸くなっているか
➖前からみて
④靴底はまっすぐか
➖後からみて
⑤靴底が細くないか
⑥踵の外側が反り上がっているか
➖裏面をみて
⑦ウエストラインが細すぎないか
●触って確認するチェックポイント
⑧ロッカーバーが親指方向に転がるか
⑨中央部分がガタガタしてないか
⑩靴が簡単に捻らないか
項目にして挙げるとかなり多いですね💦
チェックする時間としては、合計で3分もかからないと思いますので、お付き合いください。
(慣れたら30秒くらいでいけます)
以上の10項目をチェックして頂いたら、大きな足の変形を生じない、歩きやすい靴を選ぶことが出来ると思います。
※靴のフィッティングが良くないと、⬆︎のチェックポイントをクリアしても、歩きにくい靴になる可能性が高いです。
正しい靴のフィッティングの方法については、別の記事にて今後記載させて頂きますので、参照ください。
※また、足の変形が高度な方、痛みや痺れなどが強く方についても、この基準に当てはまらないことがありますのでご了承下さい。
では、実際のチェックポイントをまとめて簡単に説明していきます。
●目視でのチェックポイント
➖横からみて
①つま先部分は反り上がっているか。
⬆︎これがあると足が蹴り出しやすくなります。
②靴の中央部分はフラットか
※⬆︎の❌の靴についても、トレーニングとしてあえて丸くしている場合はアリです。
あくまで立つときのバランスを考えると、フラットな方が良いという意味です。
③踵部分は丸くなっているか。
⬆︎踵が最初に地面につくときに、スムーズに体重移動出来ます。
➖前からみて
④靴底はまっすぐか
⬆︎前からみて丸いと、歩くのが安定しないので注意してください。
➖後ろからみて
⑤靴底が細くないか
⬆︎靴底がハの字になっている靴も、靴の中で足が不安定になるためおすすめしません。
⑥踵の外側が反り上がっているか
⬆︎踵は外側から接地しますので、反り返りがあるほうが足本来の歩き方に近いです。
➖裏からみて
⑦ウエストラインが細すぎないか
⬆︎ウエストラインが太いほうが、靴の中で足が安定します。
●触って確認するチェックポイント
⑧ロッカーバーが親指方向に転がるか
⬆︎足本来の動きとしても、親指方向に体重移動します。
⑨中央部分がガタガタしないか
⬆︎靴の中に指を入れて、中から靴を押すと、フラットな靴は全く動きません。
⑩靴が簡単に捻らないか
⬆︎このように捻れない靴を選んで下さい。
以上がチェックポイントとなります。
実際に確認してみると、なかなか全てに該当する靴は少ないかと思います。
なので、実際に使用するシーンに応じて、必ずしも必要でないポイントについては、無視しても大丈夫です。
例
〝ランニングシューズは立位の安定は必要としないので、中央部分はフラットでなくても良い〝
などなど
しかし、自身で判断するのはかなり難しいと思いますので、またシーン別チェックポイントについても今後書いていく予定です。
また、元々の足の形によっては、チェックポイントと異なる選択をする必要があるときも多々ありますので、それについてもまた別の機会お伝えしてきます。よろしくお願い致します。
例
〝ハイアーチの方は、ウエストラインが細くても問題ない〝
などなど
今回の記事は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂きありがとうございました😊
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