扁平足、外反扁平足になりにくい靴の特徴5選

靴の選び方

こんにちは、足と靴について研究中の理学療法士tajaxです。

今回は、子ども靴 『扁平足、外反扁平足になりにくい特徴5選』ということで、お話させていただきます。

★靴に入れるだけでみるみる姿勢が良くなる!!

足と靴専門の理学療法士考案のインソール

『T-sole』はこちらをクリック!! ⇩

Just a moment...

全般的な足に良い靴の選び方について知りたい方は、

靴が柔らか過ぎると足が変形する⁉︎【足に良い靴のチェックポイント⑩】 - 足と靴のお悩みブログ
こんにちは、tajaxです。 今回は、なぜ、靴が柔らか過ぎると足に悪いのか?という点をお伝えしていきます。 足に良い靴のチェックポイントの1つとして、 ”靴が簡単に捻れないか〟という部分を別の記事でも挙げています。 チェック方法は簡単です。 靴を下図のように手で捻ってみて下さい。 ⬆︎このように簡単に捻れてしまう靴は、...

をご覧ください。

●この記事の信頼性

▶︎記事を書いている私は、運動の専門家である理学療法士(国家資格:7年目)であり、解剖学・運動学・生理学を基本とした知識を元に、『この靴は歩きやすいのか』『足の変形を助長しないのか』という視点で靴のレビューをしていきます。

▶︎さらに足と靴の専門機関にて2年間学んできましたので、足・靴に対する知識は豊富です。実際の靴作りも行っていたので、構造的なこともお伝えできます。

【目次】

●はじめに

●扁平足・外反扁平足ってなに?

●扁平足、外反扁平足になりにくい靴の特徴

 ①靴底の強度がしっかりしている

 ②革部分の強度がしっかりしている

 ③靴底の幅が広い

 ④ウエスト部分が広い

⑤靴底がフラット(丸くなっていない)

●まとめ

●はじめに

→扁平足とは外反扁平足というのは、正確に診断を受けた方はかなり少数だと思います。 しかし、実際はかなり多くの方が、程度に差はあれどすでにこれらの『足首まわりの変形』になってしまっています。

実際に私自身、様々な方のインソールを作成している関係上、いろんな足の方に出会いますが、この『足首周りの変形』になっている方はとても多いです。

ご自身が気付かないうちに変形し、機能低下を呈している方々は多々おられると思いますので、どなたでも気軽にご覧ください。

※特に、子供の足は柔らかいので、ちょっとした『靴選びの間違い』によってすぐに足が変形してしまいます。そのため、子を持つ親御さんがおられましたら、ぜひ最後までご覧ください。

●扁平足、外反扁平足って何??

→ではそもそも、扁平足・外反扁平足って具体的にどのような変形をいうのか、おさらいしていきます。

f:id:tajax:20200813225328p:image

【扁平足】

→これはまだイメージしやすいと思います。『土踏まずが低下』することで、いわゆるべたあしになる状態です。

【外反扁平足】

→外反扁平足は、扁平足と同じく土踏まずの低下を生じます。

扁平足との違いは、『後からみた状態で下腿の骨が外側に傾いている』ということです。

→これらのような『足首まわりの変形』になると、

 ・足に痛みが出てくる

 ・足裏やふくらはぎが疲れやすい

 ・歩きにくい

 ・バランスがとりにくい

などの問題が生じることが多いです。

→外反扁平足になると、下腿の骨が傾くので、膝・股関節・骨盤などにも影響が出やすいので、特に注意が必要となります。

●扁平足、外反扁平足になりにくい靴の特徴

→ではさっそく扁平足、外反扁平足になりにくい靴の特徴をお伝えしていきます‼︎

 ①靴底の強度がしっかりしている

→靴底の強度が弱い靴は、地面や床の硬さに靴が耐えられないので、足にも負担がかかりやすくなります。特に足首はダイレクトに体重を受けることになるので、変形を助長しやすいです。

→靴底の強度の確認方法としては、

f:id:tajax:20200813225354p:image

↑上図のように、手で軽く捻ってみるのが1番良いです。

簡単に捻れるようであれば、靴底の強度が足りないと判断していただいて大丈夫です。

f:id:tajax:20200813225509p:image

 特に、『付け根〜カカトにかけて』の部分は、骨の可動性自体がすくないので、特にしっかりしている必要がありますので注意してみてみて下さい。

 ②革部分の強度がしっかりしている

→革の強度が弱い場合も、扁平足・外反扁平足になりやすい可能性はあります。

特に、革の内側部分は『土踏まず』が直接接触する部分なので、特に注意してみて下さい。

f:id:tajax:20200813225614p:image

→実際に革の内側を触ってみて、柔らか過ぎるようであれば要注意です。

しっかり強度がある靴を選んでみて下さい。

 ③靴底の幅が広い

→次は靴底の幅についてです。

靴底の幅が狭いと、足が内外側にふらつきやすくなりますので、結果的に足首まわりの変形を助長してしまいます。

↓下図のように、『実際に足が入る部分』よりも『靴底の幅』が小さいものは良くありません。

f:id:tajax:20200813225735p:image

f:id:tajax:20200813225741p:image

↑上図のように靴底部分の方が幅が広いものが理想です。

 ④ウエスト部分が広い

→靴底の『ウエスト部分』が狭いと、扁平足や外反扁平足を助長してしまう可能性があります。

ウエスト部分とは↓この部分です。

f:id:tajax:20200813225756p:image

→このウエスト部分は、土踏まずが位置する部分なので、ウエストが細いと土踏まずがサポートされなくなります。

f:id:tajax:20200813225741p:image

そのため、この『ウエスト部分』は広めのものを選択するのがベストです。

 ⑤靴底がフラット(丸くなっていない)

→最後は、靴底が真っ直ぐフラットになっているということです。

靴を前からみると、靴底の部分に丸みを帯びているものが時折みられます。

f:id:tajax:20200813230032p:image

靴底が丸いと、それだけで足が左右にふらついてしまうので、結果的に足が内側に傾く『足首まわりの変形』になりやすくなります。

f:id:tajax:20200813230134p:image

そのため、靴底は真っ直ぐフラットであるということを意識してチェックしてみて下さい。

●まとめ

→いかがだったでしょうか❓

5つ全てをチェックするのは少し骨が折れると思いますので、覚えたものを1つだけでも確認してみて下さい。

あなたのお子さんの足が健康でいられますように😁

日本で唯一の子供靴レビューサイト

【靴ログ〜for Child and Baby〜】

https://tajaxi.jimdofree.com

足と靴のお悩みブログ

記事一覧 - 足と靴のお悩みブログ
足と靴のお悩みについて、理学療法士がお答えします。

ツイッター

ふく@インソール職人【神戸市】 (@tajax9) on X
・出張インソール作成実施中!【兵庫県内】 ・インソール作成実績300足以上!(理学療法士) ・老若男女、全ての用途のインソールを作成出来ます! ・足や靴のセミナー依頼も随時受け付け中です。  ▶各種お問い合わせはこちらから→

コメント

タイトルとURLをコピーしました